私がLSPを行う目的



LSPファシリテーターになって今年で12年目を迎え、丁度干支が1周することになりますが、「自分はなぜLSPをやるのか?」の問いも12年向き合い続けて一周回ったら原点に戻って来た気がします。

当然メソッドにはそれが開発された目的というものがあります。しかし、そのメソッドを展開していく人には、その人にしかない「それを行う自分の目的」というものがあると思います。そして、それこそがその人の魂を燃やして取り組む原動力になるものだと思います。

その一方で、ひとつのことにずっと関わり続けていると、それをやっている自分の目的というのは様々に変化し、時に考えすぎてみたり、時に見放してみたり、また時には見失ったりするものです。私も様々に変化してきましたが、こうして12年の時を経て再び原点に立ち戻った時、とてもシンプルに肚落ちしている自分を感じています。それが良いか悪いかとか、説得力があるか無いかとか、売れそうかどうかとか、そういうことではまったくなく、「ああ、自分の目的はこれだよね」と心から思えるかどうかなんだと思います。

私にとってのそれは、「”Lonely Guy”を無くす」ということ。Lonely Guyとは、心に淋しさを抱えている人や、自分の本当の声を発せられない人のことを象徴するLSPメソッドの中での名称で、丁度上の写真のような人を表しています。

私は、それをもう少し広くとらえて、「自分の居場所を見つけられていない人」と考えています。自分が心から安心できる「自分の居場所」が無く、通じ合える人が見つからず、自分の声を発することもできない人。まさしく、初めてLSPと出会った時の自分そのものです。その”Lonely Guy”を救いたい。「自分の居場所」が無くて”Lonely Guy”になってしまっている人に、「自分の居場所」を見つける支援をしたい。それが、自分がLSPをやる目的なんだと改めて理解しています。なので、その対象は個人でも家族でも学校でも組織でも関係ありません。

こうして書きながら、自分のビジネス(というか、活動)のやり方もこれまでとは大きく変えることになるなあと思いつつ、自分が肚落ちするやり方でやらなくては自分がやる意味もないと思うので、より自分らしいLSPの活かし方を模索しながら、新たな”Hard Fun”に向けて頑張ろうと思います。そして、自分の活動自体がLonely Guyにならないように、仲間との協働も意識していこうと思っていますので、よろしくお願いいたします。

ご参考までに、「自分の居場所」というタイトルでnoteを書きましたので、良かったら読んでみてください。 https://note.com/seriousplay/n/nb6c3bf55ba71

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