リアルな組織でこその価値

企業に対して外部の人間である研修講師などが企業に関わる場合、あらかじめ設定されている新入社員研修や階層別研修、あるいは特定のスキル研修など、講師側からのインプットがメインのものは比較的関わりやすく、多くの外部研修講師の方々も活躍されていると思います。

一方、リアルな組織である〇〇課や〇〇部に対して外部の人間がアプローチするというのはかなりハードルが高く、基本その部署の課長や部長との直接のつながりや後押しがなければ不可能です。

しかし私が企業向けにワークショップを実施する際に一番アプローチしたいのはそこなんですね。〇〇課、〇〇部といったリアルな組織。日々社員が共に仕事をする、リアルな関係性渦巻く集まりです。どちらかと言うと社員同士は今さら向き合いたいと思わない集合です。

そんなリアル満載だから実施する価値が高いことを私は実感しています。非常にタフな面もありますが、だからこそ面白い。ヒシヒシと出てくるリアリティーが濃密な時間をつくり出して、メンバーに変化が生まれていきます。メンバーが変化すれば組織もまた変化します。そして組織の変化は成果に直結していきます。なのでとてもやりがいがあるのです。

組織も個人の集まり。一人ひとりにフォーカスしていくことに何ら変わりはありません。会社組織という「他律」の中で葛藤し合う「自律」をすべて表に出して対話しながら、皆が進める「合律」を目指す。そのチャレンジは険しい山を登る登山のようです。でもその高いチャレンジのプロセスを全て一緒に共有していくからこそ、個人の思いや異なる価値観、そして組織の可能性が見えてきます。リアルな組織のために開発されたレゴ®シリアスプレイ®メソッドの真骨頂がそこにあります。

リアルな組織で実施するためには組織長が自ら熱意を持つか、部下の熱意に対して了承しないと実現しませんのでそう簡単には行きませんが、あの時間をまたファシリテートしたいという思いは常に止みません。

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