2026/03/06
ビジョンをいきなりTo doに落とすと、人は動かない
多くの会社は、
会社のビジョンを社員のTo doにつなげようとします。
ビジョンを掲げ、
それを部門目標に落とし、
個人の目標や行動計画に分解する。
一見、とても合理的に見えるプロセスです。
しかし、このやり方には大きな落とし穴があります。
それは、
人の“ロマン”をすっ飛ばしているということです。
ビジョンをいきなりTo doに落とすと、
人はどこかで興醒めしてしまいます。
なぜなら、そこに「自分の物語」が存在しないからです。
■ 本来必要なのは「マイストーリー」
本来、ビジョンと行動の間には、
もう一つのステップがあります。
それが 「マイストーリー」 です。
会社のビジョン
↓
それをヒントに、自分のビジョンを描く
↓
そこに自分なりのロマンを見出す
↓
それを「自分の物語」として言語化する
↓
そこからTo doが生まれる
つまり本来の順番は、
ビジョン → マイストーリー → To do
なのです。
■ 会社のビジョンは、社員のビジョンにはならない
経営陣が理解しておくべきことがあります。
それは、
会社のビジョンが、そのまま社員のビジョンになることはない
ということです。
会社のビジョンは、あくまで経営陣のロマンです。
社員にとってそれは、自分の人生を考えるためのヒントに過ぎません。
「このビジョンをヒントに、あなた自身のビジョンをつくりなさい。」
社員に伝えるべき言葉は、これだけでいいのかもしれません。
■ 人は、自ら創った意味で動く
人は、与えられた意味では動きません。
自分で見出した意味で動く。
会社のビジョンを、社員一人ひとりの「マイストーリー」へ。
このプロセスをつくることこそが、マネジメントの大切な役割ではないでしょうか。
また書きます。
それでは、また。
ローレンス佐藤