ビジョンをいきなりTo doに落とすと、人は動かない

ビジョンをいきなりTo doに落とすと、人は動かない

多くの会社は、
会社のビジョンを社員のTo doにつなげようとします。

ビジョンを掲げ、
それを部門目標に落とし、
個人の目標や行動計画に分解する。

一見、とても合理的に見えるプロセスです。
しかし、このやり方には大きな落とし穴があります。

それは、
人の“ロマン”をすっ飛ばしているということです。

ビジョンをいきなりTo doに落とすと、
人はどこかで興醒めしてしまいます。
なぜなら、そこに「自分の物語」が存在しないからです。

■ 本来必要なのは「マイストーリー」

本来、ビジョンと行動の間には、
もう一つのステップがあります。
それが 「マイストーリー」 です。

会社のビジョン

それをヒントに、自分のビジョンを描く

そこに自分なりのロマンを見出す

それを「自分の物語」として言語化する

そこからTo doが生まれる

つまり本来の順番は、
ビジョン → マイストーリー → To do
なのです。

■ 会社のビジョンは、社員のビジョンにはならない

経営陣が理解しておくべきことがあります。
それは、
会社のビジョンが、そのまま社員のビジョンになることはない
ということです。

会社のビジョンは、あくまで経営陣のロマンです。
社員にとってそれは、自分の人生を考えるためのヒントに過ぎません。

「このビジョンをヒントに、あなた自身のビジョンをつくりなさい。」

社員に伝えるべき言葉は、これだけでいいのかもしれません。

■ 人は、自ら創った意味で動く

人は、与えられた意味では動きません。
自分で見出した意味で動く。

会社のビジョンを、社員一人ひとりの「マイストーリー」へ。
このプロセスをつくることこそが、マネジメントの大切な役割ではないでしょうか。

また書きます。

それでは、また。
ローレンス佐藤

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