社長という立場は、
決断をするために存在しています。
けれど現実には、
「決断できない状態」そのものを
一人で引き受けている時間の方が長い。
正解が見えないわけではない。
選択肢がないわけでもない。
ただ、
どれを選ぶかを決めきれない。
相談相手がいないわけではない。
顧問もいる。幹部もいる。専門家もいる。
けれど、話をすればするほど、
論点は分野ごとに分かれていく。
財務は財務の話になり、人事は人事の話になり、戦略は戦略の話になる。
気づけば、
「いま何を決めるべきか」
その輪郭だけが、ますます見えなくなっていく。
社長が引き受けているのは、課題そのものではありません。
会社の未来、判断の責任、正解がないという現実、間違えられないという重さ。
それらすべてを、最終的に引き受ける立場です。
この重さは、肩書きが同じでなければ、簡単には共有できません。
私は、社長の代わりに決断する人ではありません。
助言者でも、コンサルタントでもありません。
社長が、自分で決断できる状態に戻るための「外部役」です。
話を聞き、言葉になっていないものを外に出し、要素と要素の関係性を整理する。
答えを出すのではなく、答えが立ち上がる条件を整える。
その結果として、次に何をするかが、自然に見えてくる。
私は、その時間に同席します。
この関わり方は、すべての社長に向いているわけではありません。
【向いているのは】
・自分で決断したい社長
・すぐに答えを求めない人
・一度立ち止まって考える覚悟がある人
【向いていないのは】
・正解を教えてほしい人
・判断を誰かに委ねたい人
もし今、「何を決めればいいのか」がうまく言葉にならない状態であれば、
一度、話をしてみてください。
売り込みはしません。結論を急がせることもありません。
必要であれば、そのまま何も起こらなくても構いません。
ローレンス佐藤