グローバルチームにこそ、LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドを

  • HOME
  • 代表ブログ
  • グローバルチームにこそ、LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドを

グローバルチームにこそ、LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドを


世界中の人々と共に働くことが当たり前になった今、グローバルチームのマネジメントやチームビルディングには、
これまでにない繊細な配慮と新しいアプローチが求められています。

「会議では何も言わない日本人」
「何を考えているのか分からない」
「本音が出てこない」

そういった声を、外国人マネージャーやチームメンバーから聞いたことはないでしょうか?
あるいは、日本人メンバーの立場からすると、

「英語に自信がないから話せない」
「文化が違いすぎて、どう受け取られるか不安」
「黙っているのが一番波風を立てない」

そんな気持ちが、無意識のうちにグローバルな場面での“沈黙”を生み出しています。
その沈黙の中には、実は、豊かな想いも、鋭い視点も、深い共感も含まれているのに。

LEGO® SERIOUS PLAY®(以下LSP)メソッドは、
そんな見えない壁を超え、本当の意味で「通じ合う」チームをつくる力を持っています。

本日は、「なぜグローバルチームにこそ、LSPが必要なのか?」
その理由をお伝えします。

■ LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドとは


LEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎メソッド(LSP)は、レゴ®ブロックを使って参加者が自らの思考や感情を”かたち”にし、
その作品をもとに語り合うことで、より深い理解と共創を実現する対話型のワークショップ手法です。

欧州で生まれ、現在では企業のチームビルディングや組織開発、ビジョン共有、課題解決など、
さまざまなシーンで活用されています。

■ 対面式だから生まれる「場の力」


LSPワークショップは、あくまで”対面”で行うことを前提としています。
同じ空間に集まり、同じ材料(レゴ®ブロック)に触れ、同じテーマに向き合う。
そこには、画面越しのやり取りでは生まれにくい臨場感や、
感情の交差、目に見えない”空気”の共有があります。

日本人・外国人を問わず、初めは少し緊張していた場も、手を動かし、ブロックに触れ、
自分の作品を語り、他者の作品に耳を傾けるうちに、
次第に笑顔が生まれ、空気が和らいでいきます。

言語能力や肩書き、国籍に関係なく、”ひとりの人間”としての声が自然と場に出てくる。
それが、LSPワークショップの魅力です。

■ 日本人の「沈黙」を「表現」に変える


特に日本人メンバーにとって、グローバルな場面はハードルが高くなりがちです。

英語で発言する自信がない。
意見を述べることで場の調和を乱したくない。
何かを間違ったら恥ずかしい。

そうした思いが、無言を選ばせてしまうのです。

しかし、LSPでは“言葉だけ”が表現手段ではありません。
自分の考えや気持ちをレゴ®ブロックで表現し、作品を指しながら話すことができるため、
英語に自信がなくても、思いを伝えることができます。
実際に多くのLSPセッションでは、日本人参加者が

「普段よりずっと自分を出せた」
「英語じゃなくても、思いが伝わった実感がある」
「話すよりも、作ることで相手と分かり合えた気がする」

といった感想を述べています。

これは単にテクニックの問題ではなく、”安心して表現できる空間”が、
対面で設計されているからこそ生まれる体験なのです。

■ 「言葉ではなく、形で理解する」コミュニケーション


LSPでは、ブロック作品そのものが「共通言語」として機能します。
例え話し手が流暢に話せなくても、
その作品に込められた意味や意図を、視覚的・立体的に理解することができるのです。

つまり、文化や言語が異なるメンバーが集まっても、
「自分なりの世界の見え方」や「感じていること」を形にすることで、
他者に”正確に”、”誤解なく”伝えることが可能になります。

これによって、日本人が外国人に「何を考えているのかわからない」と思われる場面が激減します。

むしろ、普段はあまり話さない日本人メンバーの作品が、
チーム全体に新たな視点やインスピレーションを与えることさえあるのです。

■ 「違い」と「多様性」を「貢献」に変える


グローバルチームにおける最も大きな資源は「多様性」です。

国籍、文化、宗教、価値観、仕事観、コミュニケーションの取り方。
違いがあるからこそ、強いチームが育つ可能性があります。

LSPは、そうした違いを「ズレ」や「ストレス」ではなく、
「面白さ」や「インスピレーションの源」に変える設計がされています。

一人ひとりの内面を尊重し、聴き合い、つなぎ合わせていくことで、
「誰一人、置いていかれないチームづくり」が可能になるのです。

■ まさに「自分の声を持てる」、その体験


LSPは、ブロックを組み立てるワークではありません。
自分の考えや立場、感じていることを「かたち」にして、それを仲間と共有し、
対話によって深めていく体験です。

つまり、「自分の声を持ち、チームに届ける」という経験を、
全員が体感するワークショップです。

言語能力や文化的背景の差があっても、
LSPはそのすべてを包み込みながら、
チームをひとつにまとめていく力を発揮します。

■ 試してみる価値はある


もし、あなたのチームがグローバルで、

・もっと率直な意見交換ができる場がほしい
・チームの一体感を高めたい
・日本人メンバーの発言をもっと引き出したい
・多様性を活かしたチームに進化したい

そう感じているなら、LSPは有力な選択肢です。

画一的な座学やプレゼンではなく、
一人ひとりの“思い”と“かたち”をつなぐLSPの体験は、
チームに新しい風を吹き込み、変化のきっかけをもたらすでしょう。

対面だからこそ生まれる空気、
かたちがあるからこそ伝わる本音。

グローバルチームにこそ、
LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドの導入を、心からおすすめします。

ご相談は、お気軽にローレンス佐藤まで。
laurence.sato@life-btj.com

CONTACT US

お問い合わせ

        ローレンス佐藤がファシリテーションするワークショップについてのご依頼・ご相談は、お電話もしくは、メールフォームからご連絡ください。

       

ライフ・ブレークスルー・ジャパン株式会社営業時間10:00~18:00(土曜・日曜日・祝日定休)

メールフォームはこちら